唱歌「
ふるさと」の歌詞、正しくは『うさぎ 追いし かの山』です。
まあ、私の
ふるさとでは食べないこともないのでしょうが…
大阪に連れてこられて随分と経ちますけど生まれたのは長崎県北松浦郡の片田舎。
父が存命中は2~3年に1回の割りで父母の
ふるさとに帰ってたので
「田舎は?」と聞かれたら「長崎です」と即答してしまいます。
3歳の誕生日までしか長崎に居なかったのですが幾つかの記憶が鮮明に残っているんです。
その記憶については、またイツか別の機会にお話しますね。
大阪の職場で知り合った夫、交際を始めてから田舎が近いと知りビックリ
運命
かしら?
釣りが趣味の夫の田舎は長崎県南松浦郡(五島列島)です。
子供が生まれるまでは毎年夏休み(と言っても秋)に釣りがメインの旅行を楽しんでました。
旅の行き先は四国や和歌山が多いのですが、
或る年 『2人の
ふるさとをまわってみよう』ということになり平戸から上五島へ
ものすごく綺麗な海に感動
高所から見下ろす海の色は絵葉書そのままの青さなのです。
波止場の水は透明でイカや魚が泳いでるのが見えて面白かった~
民宿に着くと何と娘さんがお産したばかりで、そんな時に泊まるのは申し訳ない気も
したのだけど気持ちばかりの御祝いを包んで、しっかり御世話になっちゃいました。
海辺の民宿って、おかずの量が半端じゃないですよ。いつも食べ切れないほど出ます。
どんな海の幸料理が出てくるのかな~って想像するのも
旅の楽しさの一つですね
五島の帰りに平戸で御土産を買いました。
長崎はカステラやチャンポンが有名ですけど、おすすめの
特産品は練り物。
新鮮な、エソ・アジ・イワシ・アゴを使った天ぷらやカマボコ美味しいですよ。
アゴというのは飛び魚のことです。
カマボコの中でも特に私が気に入ってるカマボコが有ります。
商品名は…あとで、コッソリ
ね。
父母は「ちわカマボコ」と呼んでましたが他の人が
そう言ってるのを耳にしたことが有りません。
蒲鉾というと普通、板に乗っかってるのを思い浮かべるでしょ?
この「ちわかまぼこ」は、スボに巻かれているの。
スボって短いストローみたいなものなんだけど、これをむしって
ガブリと食らいつくのが最高なんです
子供の頃は有るだけ全部、むしっちゃって叱られたなぁ…
今は白いのしか見かけなくなったけど昔はねずみ色のが有ったのです。
魚嫌いの私が平気でパクパク食べるくらい匂いも味も最高でした。
私にとって
忘れられないふるさとの味といえば幼い頃に食べた
ねずみ色のスボ巻きカマボコの味…あぁ懐かしい…もう一度、食べたいよ~
ちなみに現在済んでいる地域の
特産品は水茄子
です。